御覧頂きまして、誠にありがとうございます。
車好き、ミニカー好きで14~19年前にミニカーを集収していましたが、諸般の事情で集めたコレクション出品致します。
商品名【 1966 Ford GT40 Mk. II in Standox Suzuka Sun( Standox Exclusive Line special effect paint )】
メーカー【 EXOTO 】
スケール【 1/18 】
品番【 PRM 11125 】京商シールの正規輸入品
フェラーリの対抗心から1963年に開発が始まった〝 フォード GT40 〟そのマーク2です。
フォードは、1960年代になって、モータースポーツの参戦で、莫大な予算を投入して、モータースポーツの最高峰ル・マン24時間レースで
勝利を手にする事を目標としました。
1963年初めにフォードは、1958年から6年間に5度優勝しているル・マン24の覇者 フェラーリの買収を打診、エンツォ・フェラーリ氏も
乗り気だったそうで、両社で何度も交渉が行われましたが、5月にエンツォ氏が最終的に契約書類にサインをせず、一方的に交渉を打ち切っ
て決裂します。
理由はいろいろな説があってはっきりしてないようですが、コメンダトーレと呼ばれた男は、巨大企業フォードに対して一歩も退かず、最後
までギリギリの交渉を重ねたようです。結局、買収後のレースでの主導権の問題や予算の決定権で双方の妥協点が見出せなかったと伝えられ
ています。
交渉決裂から1週間後にフォードは、フェラーリに勝てるレーシング・マシンの開発に着手、ローラ・カーズの設立者エリック・ブロードリ
ー氏が個人的に1年間だけ協力する事となり、8月には英国のスラウに FAV /フォード・アドバンス・ビークルズを設立します。
ブロードリー氏以外にも FAV には、元アストンマーティンチーム・マネージャーのジョン・ワイヤー氏、ミッドシップ車の開発経験がある
フォードエンジニアのロイ・ラン氏、コンチネンタル Mk. II やファルコンなどを指揮したフォードのベテラン ハーレー・F・コップ氏などの
布陣で開発が進められ、1964年 9月、プロトタイプ〝 フォード GT 〟が完成してニューヨークで発表されます。
同年 5月のニュルブルクリンク 1000kmレースで実戦デビューを飾りますが、サスペンションの故障でリタイヤでした。
続いて、3週間後のル・マン 24レースに3台が参戦、ル・マン初の 300km/hを超えて最速を記録したもののメカニカルトラブルで全て
リタイヤ、残念な結果となりました。この後、レース活動は FAV からキャロル・シェルビー氏に引き継がれます。
1965年に量産モデルの Mk. I が製作されて、フロントガラス位置での高さ 40inch/1,016mmから〝 GT40 〟が正式名称となりました。
プロトタイプより多くの点で改善が施されましたが、信頼性の向上にはならず、レースではリタイヤが多かったようです。
ホモロゲ認証のために 50台生産されますが、半数程度が一般公道走行向けロードバージョンだそうです。
マーク1は、1965年 2月のデイトナ・コンチネンタル 2000kmで優勝を果たし、3位にも入り、セブリング 12時間レースでは総合 2位、
プロトタイプクラスでは1位となりましたが、ル・マン 24では6台(ワークス4、プライベーター2)出場しますが、レース開始後の7時
間以内に全滅・・・残念な事ばかりでなく、ワークスの1台が前年を12秒上回るファステスト・ラップを記録した上に 340km/hの最高
速度を記録、明るい兆しが見えました。
1966年から Mk. I と並行して Mk. II が製作されます。Mk. I のシャーシを強化し、エンジンは ACコブラにも搭載された 427GT に変更、
475PSに向上、その数々の変更が加えられました。
1966年にデイトナが24時間レースに改められ、ル・マンの前哨戦といえる存在になりました。そのデイトナでは Mk. II は 1・2・3位で
フィニッシュを果たし、3月のセブリング12時間で 1・2位、スパ・フランコルシャン24ではフェラーリの後塵を拝するものの 2位に入り
戦闘能力の高さを見せつけました。
6月のル・マン24では、8台の Mk. II がワークス、5台の Mk. I がプライベーターとして出場、見事 1・2・3位を独占し、フォードにとって
初のル・マン優勝を果たしました。(1と3位は Mk. II )
その後。完全な公道走行向けロードバージョンで、わずか 7台だけ生産された Mk. III が作られ、レース仕様では、さらなる高みを目指して
1967年のル・マン連覇だけを前提に開発された Mk. IV へと進化します。
下記、エグゾトサイトで、このミニカーの情報が出ています。(英語です、ご参考まで。)
https://www.exoto.com/s/1/ProductDetails.aspx?Language=en&CategoryId=490&ProductId=1254
ミニカーの車底に【 2000 EXOTO INC. 】と【 A 0286 】のナンバーが刻印されています。当方は、2005~06年頃の購入。
エグゾトなので出来はかなり良く、ほとんど不具合は見当たりません。
スタンドックスは見る方向や角度によって色が変化するエフェクトカラーです。
スズカ・サンは、ベースカラーのゴールドが見る角度によってグリーン系に変化する綺麗な色で「日本の象徴 太陽が有名なサーキットの
鈴鹿を金色の光で照らす」イメージだそうです。
開閉部はフロントカウル・ラジエターハッチ・左右ドア・リアカウル。フロントカウル・ラジエターハッチは、かなりの高い確率ですぐ
閉まります。撮影時には奇跡的に、開いた状態で固定できました。
ミニカー箱はさらに「RACING LEGENDS」の白い外箱が付きます。(画像10 上)
新品を購入後、暗所で長期にわたって大切に保管していた未展示品です。メーカー製造時の不具合や塗装ムラなど見落としがありましたら、
御勘弁ください。
基本的に箱・発泡スチロール・包み紙・台座などに経年変化や劣化による痛み・汚れ・変色・テープ痕など、ダメージがあります。
新品では有りませんので、完全品をお求めの方や細部にこだわる方は、入札をご遠慮ください。
●自己紹介欄もご覧ください。記載されている事をご理解、ご納得した上で入札お願い致します。
●発送は申し訳ありませんが、【ゆうパック着払い】のみで、当方が郵便局に持ち込みます。
単品落札ですと80サイズ、2点落札の場合だと100サイズで収まります。
下記の料金検索をご利用ください。(サイズ 80・個数 1・差出地 大阪・宛先地 ご自身の地域を記入、持込割引と着払いにチェック)
https://www.post.japanpost.jp/cgi-simulator/youpack.php
箱のサイズ調整・補強やクッション材の量の調節などで入金確認後、発送まで早くて2日、遅くて5~6日掛かります。お急ぎの方は入札を
お控え下さい。
●時間指定や局留め出来ます。ご相談下さい。
●同梱可能ですが、送料着払いなのでおまとめ取引は出来ません。落札品ごと各々お支払い手続きをお願いします。
●破損防止の為、ミニカーの開閉部分にマスキングテープ等で仮止めの固定を致します。
●ダンボール箱は新品を購入してますが、サイズ調整で切ったり接着したりの積層構造箱でノーマル状態では無いので、
リサイクル扱いとさせて頂きます。梱包材の一部にはリサイクル品もございます。
●トラブル防止のため、日本語の出来ない方は入札をお断り致します。
【We unfortunately cannot follow through with a transaction with someone who cannot read or write Japanese.】
●海外発送には対応しておりません。 【Unfortunately, not all items are available for shipping outside Japan.】
●落札後24時間以内に連絡できて、スムーズに取引きが可能な方のみ入札をお願いいたします。
また、評価や取引状況に問題があると当方が判断した場合は、落札者都合で入札を取り消させていただく事があります。
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探されていた方やご興味のある方、よろしくお願い申し上げます。